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ボブ(4)

「来たな」
「あぁ」
「まわりも誰もいないし」
「あぁ」
「3・2・1」
「ボブ~」

僕らと目が合った
ただ山口はすぐ目をそらして
通り過ぎようとした

「ちょっと待ってよ ボブ」

すると山口は止まった

「私?」
「他に誰もいないじゃん」
「ボブって何」
「おまえのあだ名」
「どうして」
「どうしても」
「もしかしてイジメ?
それなら今から先生のとこ行くよ」
「ちょっと待てよ」

山口は優等生なのだ
だからこそおちょくりがいがある

「説明してやれ 谷川ソウタくん」
「はぁ?」
「おまえがつけたんだろ」
「それは・・・」
「谷川くんがつけたの?」
「いやっ 2人で・・・」

実は山口に名前を呼ばれたのは
これがはじめてだ

「ボ、ボ、ボーイッシュな
ブ、ブレーメン」
「何それ」
「さすが文学好きのソウタくん
ほらっ説明聞いたら悪くないでしょ」
「意味不明だけど まぁ
でも私のどこがボーイッシュなの
まぁこの学校の女子はみんなおかっぱだけど」
「その中でもおかっぱが似合うってこと
なっ ソウタ」
「あっ あぁ」
「ブレーメンは」
「それは・・・」
「いいじゃん いいじゃん
これからボブって呼んでいいだろ」
「ダメって言っても呼ぶんでしょ」
「もちろん!」
「あっ ボブも俺たちのこと好きに呼んでいいよ」
「谷川くんと木村くんでいいよ」
「俺の名前も知ってるんだ」
「クラスメイトの名前くらい覚えるでしょ」
「俺まだ・・・ ソウタは」
「俺も」
「ソウタはボブのことばっかり見てたから」
「何だよ それ」
「ウフフッ じゃ また明日」

山口はそういって帰っていった






2052年、性教育。~少子化と性政策~






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