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ウチの妹は押し入れの中にいる。(3) 『ウフフッ ナイショ ナイショ』

はじまりは3か月前までさかのぼる

私の住んでる場所は塾のそばにある公園の近くで
塾までの時間少女たちはその公園で待っていて
家にいる時は窓からその様子を眺めるのが日課だった

その日たまたまエマちゃんがひとりでいたので
近づいてみることにした

私は自然に振る舞いながらコンビニ袋を片手に
少し間隔を空けてとなりに座るとすぐに話しかけてきた


『おじさん 何食べるの?』
『えっ あっ パンだけど』
『ふ~ん』
『よかったら分けてあげようか』
『ううん 夜ごはん食べられなくなるからいい』
『そっか』

パンを食べながらエマちゃんの様子を気にかけていた

『勉強好き?おじさん』
『まぁ 勉強は好きだよ 昔から』
『そうなんだ 私は嫌い』
『何が一番嫌いなんだ』
『漢字 見てるだけで疲れちゃう』
『ハハハッ じゃあ 英語だけ勉強すればいいよ』
『でも漢字も覚えないとダメだって』
『まぁ ちょっとくらいは覚えないとね』
『どうすれば好きになるかな』

私は近くに落ちてる木の枝を拾って
地面に字を書いていった

”公園”

『これは読めるよね』
『コウエンでしょ』
『正解』

”太陽”

『これは』
『おじさん 簡単すぎるよ タイヨウでしょ』

しばらく簡単な問題を出しながら
いろいろと考えていい作戦を思いついた

”親戚”

『これはわからないんじゃないか』
『オヤなんとかでしょ』
『シンセキって読むんだ』
『オヤじゃないんだ どういう意味?』
『私と・・・あっ そうだ 名前聞いてなかったね』
『山本エマだよ』
『私とエマちゃんのことだよ 友達でもないし
家族でもないだろ もう他人でもないし』
『そうなんだ じゃあ シンセキさんって呼べばいいの』
『いやっ シンセキのおじさんだからおじさんでいい』
『わかったぁ』


それからもエマちゃんがひとりでいる時を狙って
近づいて漢字を教えていった

『そうだ こっち来て』
『どこに行くの』

『ここが私の家なんだ』
『おじさんの家ここなのに公園で食べてたの?』
『ハハハッ 今度から友達がいない時は
うちに来てくれないか 塾がはじまるまで』
『入ってもいいの』
『今日もちょっと時間あるから上がってもいいぞ』
『でも・・・今度でいい すぐ行かないといけないし』
『そっか じゃあ 今度から家で漢字教えてあげるから』
『やったぁ 楽しみだなぁ』


そしてはじめて家で教える時に
このことを内緒にするように念を押した

『急に勉強が出来るようになった方が
家族も驚いてくれるだろ だから内緒にして』
『ウフフッ ナイショ ナイショ』

何の疑いもなく言うことを聞いてくれた
今でもその約束を守ってくれている


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