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昭和赤貧兄妹(2) 「幽霊が出るから近づいたらあかんで」

「あんた 今日も1杯だけやで」
「わかってるわ」
「いつまでこんな貧乏せなあかんのかな」
「マサオが中学卒業したら稼いでくれるやろ」
「えっ あっ うん」
「まぁ この家は出ていってもええけどな
エミのためにいくらか入れてくれや」
「わかってるって」
「俺もこれさえなければ・・・・」

父は腕をケガしてしまい給料の安い仕事しか
出来なくなってしまった
母もパートで働いてるが家計は火の車だ
父が仕事を休んでた時の借金の支払いに追われてるらしい
両親の会話は聞こうとしなくても聞こえてしまう

僕の当面の夢はひとり暮らしだ
そのうち彼女を見つけて同棲もしたい
すぐにでも働きたいのに義務教育とかいう
おかしな決まりのせいで貧乏から抜け出せない


「兄ちゃん サチコのとこ行ってくるわ」
「おぅ」

学校から帰ると妹と2人きりになる
両親が帰ってくるのは毎日7時過ぎだ

サチコというのは104号室の子で
妹よりひとつ学年は上だが仲がいい
母子家庭でうちと同じく夕方は誰もいない

井上コーポで子供がいるのはこの2戸だけで
あとはお年寄り夫婦だったりいろいろだ
全く交流のない住人もいる

あとうちのとなりの201号室は
ここに引っ越してきた時から空き家だが
母いわく何かあったに違いないとのことだ

「幽霊が出るから近づいたらあかんで」
「鍵閉まってたわ」
「エミ やっぱり行ったことあるんか」
「だって 気になるやん」


妹がサチコのとこにいったら
僕はトイレでオナニーする
ネタはトイレの中に置いてある
スポーツ新聞のエロい記事だ

父が仕事場からいつも持って帰ってきて
トイレをする時に持って入るので
片づけるまでずっと置きっぱなしなのだ

「あぁ これエロいな はぁ はぁ」

新聞にかかってしまった時は
ゴミ箱の奥に捨てたりする

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