「こたつ大好き妹とのんびり過ごす冬休み」の電子書籍の販売を開始しました
春夏秋冬シリーズのラストを飾る冬編です 是非よろしくお願いします!

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こちらの電子書籍は専用のkindleタブレットだけではなく
スマートフォン・タブレット(Android/iPhone/iPad)・パソコンでも
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-本文抜粋-
「私 今日からこたつで寝るから」
「ダメよ 風邪ひいちゃうわ」
「風邪ひかなければいいんでしょ」
「それは・・・」
妹は宣言どおり風邪をひかずに冬を越した
森川ミドリ 11才
小4でこたつに目覚めた変わり者
寒くなると学校から帰ってから
ずっとこたつに入っていて
運動を全くしないので冬の間は太っている
僕はタクミ 16才
ごく一般的な高校生で
中学の時からエッチなことにしか興味がない
妹がこたつなら僕はオナニーだ
毎日しないと気がすまない
うちは母子家庭で3人暮らし
向かいに祖父と祖母が
猫と一緒に暮らしている
ただ僕が猫アレルギーなので一緒に住めない
とにかく祖母の猫好きは異常で
孫の僕らよりも猫を大切にしている
「今日は早く帰ってくるの?」
「どうして?いつもどおり8時過ぎよ」
「ごはんの用意してないみたいだけど」
「ウソでしょ ちゃんと頼んでるわよ
ちょっと待って 電話するから」
向かいだが僕はもちろん近寄れないし
妹はこんなことではこたつから出ない
「猫が元気ないから無理だってさ」
「お祖父ちゃんは?」
「飲みに行ったって」
「食べるものないよ」
「急いで帰るから待ってて」
最近は母が冷凍食品をまとめ買いしてくるので
飢え死にしそうなことはなくなったが
祖母の猫好きにはみんな困っている
妹がこたつ生活をはじめて
よかったことと残念なことがひとつづつある
-以上-

☆春夏秋冬シリーズは好評発売中!(夏と秋は連作です)